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辞書
《「えみし(蝦夷)」の音変化》
1 「蝦夷 (えぞ) 」に同じ。
「その国の奥に—といふものありて」〈今昔・三一・一一〉
2 都から遠く離れた未開の土地の人。田舎者。
「かかることは—、町女 (まちめ) などこそいへ」〈栄花・浦々の別〉
3 情趣を解しない荒々しい人。特に、東国の荒くれ武士。あずまえびす。
「—は弓引くすべ知らず」〈徒然・八〇〉
4 異民族を侮蔑 (ぶべつ) していう語。蛮夷 (ばんい) 。
「—のこはき国あり。その—、漢に伏して」〈徒然・二一四〉
《「夷 (えびす) 」と同語源》古くは豊漁の神。のち七福神の一人として、生業を守り、福をもたらす神。狩衣 (かりぎぬ) ・指貫 (さしぬき) ・風折烏帽子 (かざおりえぼし) をつけ、右手に釣りざおを持ち、左わきに鯛 (たい) をかかえている。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
えびすあば【恵比須網端】
漁網の中央部につける大きな浮き。愛媛県、高知県室戸岬、また島根県隠岐島などでいう。
えびすうた【夷歌】
1 歌曲の歌いぶりで、粗野な田舎風のもの。ひなぶり。「古今仮名序に貫之の書ける、天の浮橋の—と云ふは則ち連歌なり」〈筑波問答〉 2 狂歌。「おしなべて—大はやり」〈咄・一雅話三笑〉 [補説]古事記の「夷振 (ひなぶり) 」、日本書紀の「夷曲 (ひなぶり) 」が誤解されて生じた語。
えびすおうぎ【恵比須扇】
しめ飾りなどにつけて、新年の祝いに用いる粗末な作りの扇。伊勢国山田(三重県伊勢市)の産。
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出典:青空文庫
・・・の達磨茶屋の女は年々夷講の晩になると、客をとらずに内輪ばかりで・・・ 芥川竜之介「温泉だより」
・・・堂、中置二女影、身着戎衣服、頭戴烏帽子、右方執弓矢、左方撫刀・・・ 泉鏡花「一景話題」
・・・きました晩、小宮山は夷屋と云う本町の旅籠屋に泊りました、宵の口・・・ 泉鏡花「湯女の魂」
出典:教えて!goo
えびすだわら、えびしだら、えびすだら
秋田県雄勝町で行われる「えびすだわら」ウィキペディア掲載以外にご存知の方いらっしゃいましたらお願いします。
恵比須
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