[動ラ四]語義未詳。あやまつ、しそこなう、の意かという。
  • 「わが背子が来むと語りし夜は過ぎぬしゑやさらさら—・り来めやも」〈・二八七〇〉

[動ラ五(四)]

  1. しこり1ができる。

    1. 「胃のうしろから腰へかけて、…ぎこちなく—・っていたので」〈里見弴・安城家の兄弟〉

  1. 物事熱中する。

    1. 「何れも我一 (われいち) と—・りかかって責め念仏を申し」〈咄・露がはなし・四〉

  1. 動詞の連用形に付いて補助動詞的に用い、盛んに…する意を表す。

    1. 「雨の降り—・る後は風と見定め」〈浮・置土産・四〉

出典:青空文庫

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