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辞書
アイヌの民族楽器。口琴 (こうきん) の一種。細長い竹の板の中央に舌状の弁を切り出し、ひもを付けたもの。口にあててひもを引いて弁を振動させ、口腔内に共鳴させて奏する。
1 よく太っているさま。また、丸く盛り上がっているさま。「—(と)したからだつき」
2 「むっくと」よりもやや緩慢な感じを表す語。むくり。「—(と)からだを起こす」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・て流るるかと思えば、むっくり真直に頭を立てる、と見ると横になって、す・・・ 泉鏡花「海の使者」
・・・目にぽッと染めた。 むっくりとした膝を敲いて、「それは御縁じゃ――ま・・・ 泉鏡花「夫人利生記」
・・・って穿いて、ずんぐりむっくりと肥ったのが、日和下駄で突立って、いけず・・・ 泉鏡花「露肆」
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