牛馬などの家畜のももに押す焼き印。飼育地・飼い主・品位などを示す。かなやき。

  1. 金属総称。特に、金・銀・鉄・銅など。

  1. 貨幣金銭。おかね。「—に困る」「—がかかる」「裏で—が動く」「—がたまる」

  1. 曲尺 (かねじゃく) 」に同じ。

  1. 模範となるもの。

    1. 「凡そ人たるもの、徳善才智、及び身体の事、みな自己を以て—となして」〈中村訳・自由之理

  1. 垂直であること。直角であること。

    1. 「(川ニ対シテ)—に渡いて押し落とさるな」〈平家・四〉

お歯黒に用いる液。茶の汁や酢、酒に鉄片を浸して酸化させたもの。おはぐろ。

  1. (鐘)打ち鳴らすために金属で作った器具。また、その音。梵鐘 (ぼんしょう) 半鐘教会などの釣鐘にもいう。「—をつく」「除夜の—を聞く」

  1. (鉦)

    1. ㋐下に伏せて置き、撞木 (しゅもく) で打ち鳴らす金属性の仏具。たたきがね。ふせがね。

    2. ㋑台にかけて打ち鳴らす古代楽器。磬 (けい) 。

    3. 鉦鼓 (しょうこ) のこと。

連語《終助詞「か」+終助詞「ね」》
  1. 疑いや不審を抱きながら、念を押す意を表す。「それは本当のこと—」

  1. 質問をする意を表す。「元気—」

  1. (「どうして…かね」などの形で)詰問非難の意を表す。「どうしてそんなことをやるの—」

[補説]主として目下の者に対して用いる。

出典:青空文庫

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2023年10月