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奈良県吉野郡吉野町吉野山にある神社主神は天水分命 (あまのみくまりのみこと) 。本来は水の分配をつかさどる神だが、「みくまり」が訛 (なま) って「みこもり(御子守)」となり、子守・子授けの神として祭られるようになったといわれる。本殿などの社殿は、慶長9年(1604)に豊臣秀頼 (ひでより) が再建したもので、国の重要文化財平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に登録された。通称、子守明神。

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