せんまん‐むりょう〔‐ムリヤウ〕【千万無量】例文一覧 1件

  1. ・・・行二人、わが身に病いさえなかったなら、とうの昔、よき音の鈴もちて曰くありげの青年巡礼、かたちだけでも清らに澄まして、まず、誰さん、某さん、おいとま乞いにお宅の庭さきに立ちて、ちりりんと鈴の音にさえわが千万無量のかなしみこめて、庭に茂れる一木・・・<太宰治「二十世紀旗手」青空文庫>