1. 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「—を注ぐ」

  1. 性愛対象として)特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。「—が芽生える」

  1. ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する—」

  1. 個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への—」

  1. キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者自分と同じようにいつくしむこと。→アガペー

  1. 仏教で、主として貪愛 (とんあい) のこと。自我欲望に根ざし解脱 (げだつ) を妨げるもの。

[用法]愛・[用法]愛情——「親と子の愛(愛情)」「夫の妻に対する愛(愛情)」などでは、相通じて用いられる。◇「愛」は、「国家への愛」など、広く抽象的な対象にも向けられる。◇「愛情」は、主に肉親恋人に対して用いられ、「幼なじみにあわい愛情を抱きはじめた」などという。◇類似の語に「情愛」がある。「情愛」は「愛情」と同じく肉親や恋人間の感情を表すが、「絶ちがたい母子の情愛」のように、「愛情」よりも思いやる心が具体的である。

[宗教・思想]の言葉

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