さいさいねんねん【歳歳年年】
⇒ ねんねんさいさい(年年歳歳)
さいさんさいし【再三再四】
何度も何度も。たびたび。▽「再三」は二度も三度もの意で、何度も、たびたびの意。「再三」を強めていう語。
さいしかじん【才子佳人】
才知のすぐれた男子と、美人の誉れ高い女子。理想的な男女のこと。▽「才子」は才知のあるすぐれた人。「佳人」は美しい人。「佳人才子かじんさいし」ともいう。
さいしけんぞく【妻子眷族】
妻や子など、家族と血縁にある親族のこと。また、一族とその従者や部下。▽「眷族」は血のつながりのあるもの。一族。また、従者や部下。「族」は「属」とも書く。
さいしけんぞく【妻子眷属】
妻子と親族。
さいしたびょう【才子多病】
才知にすぐれた人は、とかくからだが弱く病気がちであるということ。▽「才子」は才知のあるすぐれた人。
さいしゅうふくしゅう【載舟覆舟】
君主は人民によって支えられ、また、人民によって滅ぼされること。君主は人民を愛し、政治に安んじさせることが必要であるということをいう。また、人は味方して盛り立ててくれることもあれば、敵となってつぶしにかかることもあるということ。▽水は舟を浮かべるものであるが、同時に舟を転覆させもする意。君主を舟、民衆を水にたとえたもの。「舟ふねを載のせ舟ふねを覆くつがえす」と訓読する。
さいしょくけんび【才色兼備】
すぐれた才能と美しい容姿の両方をもっていること。多くは女性についていう。▽「才色」は才知・才能と顔かたちのこと。「兼備」は兼ね備えること。「色」は「しき」「そく」とも読む。
さいしりさん【妻子離散】
家族がばらばらになること。一家離散。
さいしんきゅうすい【採薪汲水】
自然に囲まれた環境で質素に暮らすこと。山で薪たきぎを集め、谷川の水を汲んで生活すること。