ちゅうしんぎし【忠臣義士】
主君や国家に対して忠誠と節義を尽くす武人のこと。
ちょくりつふどう【直立不動】
まっすぐに立って、緊張して身動きしない姿勢。身分の高い人の前で、その人に対して敬意の気持ちを表すときにとる姿勢のこと。
ちょとつもうしん【猪突猛進】
目標に対して、向こう見ずに突き進むこと。▽いのししの突進するのにたとえていう。
とうどうばつい【党同伐異】
事の道理に関係なく、仲間に味方し、対立する他者を攻撃すること。▽「同おなじきに党むらがり異ことなるを伐うつ」と訓読する。「伐異党同ばついとうどう」ともいう。
とうりょうせいし【等量斉視】
すべての人々を差別せず、平等に扱うこと。▽「等」も「斉」もひとしいの意。すべての人に対して平等に量はかり、平等に視みるということ。「等ひとしく量はかり斉ひとしく視みる」と訓読する。
とくりょうかんだい【徳量寛大】
徳が高く、度量が大きく人に対して寛容なさま。▽「徳量」は徳のある人格の意。「寛大」は度量があって思いやりがあること。また、徳があり度量があること。
とんとくきょせい【敦篤虚静】
他人に対しては真心が厚く、名誉や利益に関しては恬淡てんたんとしていること。
はっぽうびじん【八方美人】
だれに対しても、如才じょさいなく振る舞うこと。また、そのような人。どこから見ても欠点のない美人の意から。▽「八方」はあらゆる方向。この言葉は、悪い意味で用いられることが多い。
ふへいふまん【不平不満】
ある物事や状態に対して、心持ちが穏やかでなく満ち足りないさま。
ほうえんいとく【報怨以徳】
怨みを抱いている者に対しても、慈愛と徳をもって接すること。