じゅうごしがく【十五志学】
十五歳のこと。将来を見据え、志す道を決めるべき年齢とされる。
じゅくどくがんみ【熟読玩味】
文章をよく読み、じっくり考えて味わうこと。▽「玩味」はよく味わって食べる意で、物事の意義をよく考え味わうこと。「玩」は「含」とも書く。
じょいじょくん【叙位叙勲】
位階を授けることと、勲等を与え勲章を授けること。また、位階や勲章を与えられること。▽「叙」は順序を定める、位などを授けること。
じょうえんかすい【上援下推】
上の者から引き立てられ、下の者から推挙されること。▽「援」は引っ張る、登用する。「推」はすすめる、推挙する意。
じんかいせんじゅつ【人海戦術】
多数の人員を次々に繰り出して、仕事を成し遂げようとするやり方。機械力などを利用せず、大勢の人を動員して物事に当たらせる方法。本来の意味は、多数の兵員を投じて、数の力によって敵軍を破る戦法のこと。▽「人海」は人が多数集まっていることの形容。
じんかんせいざん【人間青山】
世の中に出て、十分に腕を奮って活躍するならば、骨を埋める場所はどこにでもあるということ。志を果たすためには、故郷を出て活躍すべきだという意。
じんしんしゅうらん【人心収攬】
人々の心をうまくとらえてまとめること。また、人々の信頼をかちえること。▽「人心」は多くの人々の心。「収攬」は集めてつかむ、にぎること。
すいほんさくげん【推本溯源】
物事の根源を探し求めること。事象の大本おおもとを推し量り、その根源までさかのぼるという意から。
すんてつさつじん【寸鉄殺人】
ちょっとした一言や批評で、ずばりと他人の急所や弱点を突くこと。ごく小さな刃物であっても人を殺あやめることができるという意味。
ずかんそくねつ【頭寒足熱】
頭部を冷たく冷やし、足部を暖かくすること。また、その状態。▽「頭寒」は頭部を冷やすこと。「足熱」は足を暖める意。このようにすると健康によいとされる。