こんりんならく【金輪奈落】
「金輪際こんりんざい」に同じで、物事の極限、きわまるところ。また、どこまでも、とことん。また絶対に、断じての意。▽仏教語。「金輪」は大地の下に三つの層(三輪)があり、風輪・水輪の上にあるとされる、大地のはるか下の金輪の底の意。「奈落」は地獄のこと。
ごうがんぶれい【傲岸無礼】
[名・形動]「傲岸不遜」に同じ。
ごうほうらいらく【豪放磊落】
気持ちが大きく快活で、小さなことにこだわらないこと。また、そのさま。▽「豪放」「磊落」ともに度量が大きく快活で、些細ささいなことにこだわらないこと。
ごうまんぶれい【傲慢無礼】
おごりたかぶって、他人をあなどり、礼儀を知らないような態度をとること。また、そのさま。
ごえつどうしゅう【呉越同舟】
仲の悪い者同士や敵味方が、同じ場所や境遇にいること。本来は、仲の悪い者同士でも同じ災難や利害が一致すれば、協力したり助け合ったりするたとえ。▽「呉」「越」はともに中国春秋時代の国名。父祖以来の因縁の宿敵同士で、その攻防戦は三十八年に及んだという。
ごくらくじょうど【極楽浄土】
阿弥陀仏あみだぶつがいるとされる苦しみのない安楽の世界。西方に十万億土の彼方にあり、まったく苦しみのない安楽な理想の世界。
ごくらくせかい【極楽世界】
「極楽1」に同じ。
ごぶごぶ【五分五分】
互いの程度や優劣、力関係などに差がないこと。また、二つのことの可能性が同じぐらいであること。
さいほうごくらく【西方極楽】
「西方浄土」に同じ。
さいほうせかい【西方世界】
「西方浄土」に同じ。