どうとうがらん【堂塔伽藍】
寺院の建物の総称。堂と塔と伽藍のこと。▽「伽藍」は僧侶そうりょたちが仏道修行をする場所。
にょにんきんせい【女人禁制】
特定の場所や行事に、女性の立ち入りや参加を禁止すること。▽かつては女性は汚れが多く、修行の妨げになると考えられていた。昔の高野山などが有名。これに対し、女性の参詣を許した場所に「女人~」の俗称がつくこともある(例―女人高野にょにんこうや、奈良県室生むろう寺)。「制」は「ぜい」とも読む。
ぶたいそうち【舞台装置】
演劇を見せたり、音楽を聞かせたりする場所に設ける、効果を高めるための仕掛け。大道具や小道具のこと。
まんじょういっち【満場一致】
その場所にいる全員の意見が一つになること。だれも異議がないこと。
めいしょきゅうせき【名所旧跡】
美しい景色や由緒ある場所のこと。観光に適した場所のこと。
めいしょこさつ【名所古刹】
美しい景色や由緒ある場所と、古くていわれのある寺のこと。
めいそうじょうき【明窓浄机】
明るく清潔で、落ち着いて勉強できる書斎の形容。読書や執筆に適している場所。明るい窓と塵ちり一つない清潔な机の意から。▽「机」は「几」とも書く。
めいりのきょう【名利之境】
名誉と利益を求める場所。名誉や利益を求めるために、あくせくする境遇。
ゆうめいいきょう【幽明異境】
死に別れること。現世とあの世と、住む場所が違ってしまったという意。
りっすいのち【立錐之地】
場所や空間が非常に狭いこと。