がんぶつそうし【玩物喪志】
無用なものを過度に愛玩して、本来の志を見失ってしまう意で、枝葉末節なことにこだわり、真に学ぶべきことや学問の本質を見失うこと。また、自分の好みで、珍しいものなどを過度に愛好して正しい心を失うこと。▽「玩」はもてあそぶ、むさぼる意。「喪」は失う意。「物ものを玩もてあそべば志こころざしを喪うしなう」と訓読する。
くがくりっこう【苦学力行】
働いて学費を稼ぎながら、学校に通い、学業にはげむこと。
せいれいかっきん【精励恪勤】
力の限りを尽くして学業や仕事に励むこと。▽「精励」は力を尽くして努めること、「恪」はつつしむ意で、「恪勤」はまじめに一生懸命勤めること。「恪勤精励かっきんせいれい」ともいう。