きよほうへん【毀誉褒貶】
ほめたりけなしたりすること。そしりとほまれ。また、ほめたりけなしたりする世評。世間の評判。▽「毀」「貶」はともに、そしること、けなすこと。「誉」「褒」はともに、ほめること。
ひゃくにんひゃくよう【百人百様】
人は、めいめいがそれぞれ違った考え方ややり方をするということ。百人いれば、百種類のありさま・すがた・かたちがあるという意。▽「百」は数の多いこと。「様」はすがた・ありさまの意。
ひゃっかりょうらん【百花繚乱】
いろいろの花が咲き乱れること。転じて、秀でた人物が多く出て、すぐれた立派な業績が一時期にたくさん現れること。▽「百花」は種々の多くの花、いろいろな花の意。「繚乱」は花などがたくさん咲き乱れている様子。いろいろな花が、はなやかに美しく咲き乱れることから。
びみょうげんつう【微妙玄通】
緻密ちみつで奥深く、すべてに通じていること。真理を体得した者の様子をいう語。▽「微妙」は精妙・緻密なさま。また、深遠で奥深く知りがたいさま。「玄通」は奥深く通じていること。また、奥深く果てしないこと。