えんにゅうさんたい【円融三諦】
仏教のことばで、天台宗で説く三つの真理のこと。三つの真理とは、空諦くうたい(一切存在は空である)と、仮諦けたい(一切存在は縁起によって仮に存在する)、中諦ちゅうたい(一切存在は空・仮を超えた絶対のものである)であり、この三つの真理が互いに融けあって、同時に成立していること。
きっきょうかふく【吉凶禍福】
幸いとわざわい。よいことと悪いこと。また、めでたいことと縁起の悪いこと。
たいあんきちじつ【大安吉日】
陰陽道おんみょうどうで、旅行・結婚など物事を行うのに最も縁起のよいとする日。▽「大安」は先勝せんしょう友引ともびき先負せんぷ仏滅ぶつめつ赤口しゃっくとともに陰陽道でいう六輝ろっきの一つ。「大」は「だい」、「吉日」は「きちにち」「きつじつ」「きつにち」などとも読む。