がしんしょうたん【臥薪嘗胆】
将来の成功を期して苦労に耐えること。薪の上に寝て苦いきもをなめる意から。▽「臥」はふし寝る意。「薪」はたきぎ。「嘗」はなめること。「胆」は苦いきも。もとは敗戦の恥をすすぎ仇あだを討とうと、労苦を自身に課して苦労を重ねること。
さいかんのさんゆう【歳寒三友】
冬の寒い季節に友とすべき三つのもの。松・竹・梅。また、梅・水仙・竹。多く画題となっている。また、乱世に友とすべき山水・松竹・琴酒きんしゅをいうこともある。▽「歳寒」は冬の寒い季節。転じて、乱世や逆境のたとえ。
ざしんけんたん【坐薪懸胆】
将来の成功や活躍のために、苦労をいとわず、つらい生活をじっと耐え忍ぶ意。つらい生活を耐えることで、敵愾心てきがいしんや闘志をかきたてること。もとは、復讐ふくしゅうのために耐え忍ぶこと。
とうりょうのざい【棟梁之材】
国家を支える重任に耐える人材。