かいげんくよう【開眼供養】
新たに仏像や仏画を作ったとき、最後に目を入れて仏の魂を迎える法会ほうえ。▽「開眼」は仏眼を開く意。仏の魂を入れること。
けんばのよう【犬馬之養】
精神的な情愛がない物質的な援助だけですませようとする、誠意のない親孝行のこと。
さんせいのよう【三牲之養】
親を豪華な食事でもてなし孝行すること。親孝行を惜しまないという意。
さんぷのよう【三釜之養】
薄給の身であっても、喜んで親を養い、孝行すること。「三釜の養をなす」という形で使われる。
ついぜんくよう【追善供養】
死者の年忌供養のこと。
てんちりょうよう【転地療養】
患者を気候や環境のちがうところへ移し住まわせ、病気の治療をすること。
とくせいじよう【徳性滋養】
人が天から与えられた道徳的な性質を養い育てること。
みょうもんりよう【名聞利養】
世間の名声を得たいという欲望と、財産を蓄えたいという欲望。▽仏教語。「名聞」は世俗の評判、「利養」は財産を作り、生活を豊かにすること。仏教の五欲(財欲・色欲・飲食欲・名誉欲・睡眠欲)のうちの二つ。
らっけいくよう【落慶供養】
寺院・神社などの新築・改築の工事が完了したことを祝って行なう儀式。