じんせきみとう【人跡未踏】
人がまだ一度も入ったり通ったりしたことがないこと。▽「人跡」は人の足あと、人の通ったあと。人の往来。「未踏」はまだだれも足を踏み入れていないこと。
じんぜんじんび【尽善尽美】
欠けるものがなく、完璧かんぺきであること。美しさと立派さをきわめているさま。▽「善ぜんを尽つくし美びを尽つくす」と訓読する。
じんそくかかん【迅速果敢】
すばやく物事を処理し、勇気を持って決断すること。また、実行がきわめてはやいこと。たちまち決断を下して、実行できる能力のこと。
じんそくかだん【迅速果断】
⇒ じんそくかかん(迅速果敢)
じんちくむがい【人畜無害】
人や家畜に何の害も悪影響も与える恐れがないこと。また、人に何の影響も及ぼさない、おとなしい性格の人のことをやや侮蔑的にいう。特に、女性にとって危険でない男性のこと。
じんちゅうほうこく【尽忠報国】
忠節を尽くし、国から受けた恩に報いること。▽「尽忠」は君主や国家に忠義・忠誠を尽くすこと。「報国」は国のために力を尽くして国の恩に報いること。中国宋そうの岳飛がくひはたいへんな忠誠心の持ち主で「尽忠報国」の四文字を背中に入れ墨をしていたと伝えられる。
じんちゅうみまい【陣中見舞】
忙しく働いている人をたずね、慰労すること。また、そのときに持参する食べ物などの慰労品のこと。本来は、戦いの最中に兵士たちを訪れてねぎらうこと。
じんどうしゅぎ【人道主義】
人類全体の福利を目指し、人間愛を根本とする思想的立場。
じんひぼくせき【人非木石】
人間は感覚を備えない木や石とは違う。喜怒哀楽の情があるということ。
じんぴんこつがら【人品骨柄】
人柄や品性など、その人から受ける印象のこと。人相や風体から判断できる性格や風格などをいう。