かんげんみつご【甘言蜜語】
相手の気を引いたり、取り入ったりするための甘い言葉。おせじ。▽「蜜語」は蜜のように甘い言葉。男女の甘い語らいにもいう。
じぼはいし【慈母敗子】
教育は時には厳しさが必要であることのたとえ。母親が慈愛にあふれて甘すぎると、かえって放蕩ほうとうな子ができる意から。▽「慈母」は慈愛に満ちた母で、ここでは度を過ぎて甘い母のこと。「敗子」は家をやぶる子の意で、放蕩な子のこと。「慈母じぼに敗子はいし有あり」の略。
てんげんみつご【甜言蜜語】
蜜のように甘い言葉。聞いて快く感じる言葉。人にへつらうような話や勧誘の言葉。▽「甜」は甘い、うまいの意。
ぬすびとじょうご【盗人上戸】
1 酒も甘い物も好む人。両刀遣い。 2 酒を多量に飲んでも顔やようすに酔いの現れないこと。また、その人。「当飲はげに—」〈読・八犬伝・三〉