ざんてんめんゆ【讒諂面諛】
ありもしない悪口を言って、人を陥れたり面前でこびへつらったりすること。▽「讒諂」は讒言することと、こびへつらうこと。「面諛」は相手の面前でこびへつらうこと。
めんじゅうこうげん【面従後言】
面と向かったときはこびへつらって従うが、陰ではあれこれと悪口を言うこと。▽「面従」は人の面前でだけ従うこと。「後言」は陰で悪口を言うこと。
めんじゅうふくはい【面従腹背】
うわべだけ上の者に従うふりをしているが、内心では従わないこと。▽「面従」は人の面前でだけ従うこと。「腹」は心の中のこと。「背」は背くこと。
めんせつていそう【面折廷争】
君主の面前で臆することなく、大胆に諫いさめること。剛直の臣についていう。▽「折」は責めること。「廷」は朝廷のこと。「廷争面折ていそうめんせつ」ともいう。「争」は「諍」とも書く。