がだてんそく【画蛇添足】
無用で不必要なものをつけ足すこと。余計なもの。また、無用なものをつけ足してしくじること。蛇の絵を描いて、蛇にはない足をたし描く意から。▽略して「蛇足だそく」ともいう。「蛇」は「じゃ」とも読む。「蛇へびを画えがきて足あしを添そう」と訓読する。
ちくしつどうぼう【築室道謀】
余計な意見ばかり多くてまとまらず、物事がなかなか完成しない、また、結局失敗することのたとえ。▽「築室」は家を建てること。「道謀」は道を行き来する人に相談すること。家を建てようとして道行く人に相談していると、いろいろな意見があって一定の見解がなく、決着できないことから。
ふぜいけんゆう【付贅懸疣】
余計な厄介もののたとえ。ひっついているこぶや、引っかかっているいぼの意から。▽「贅」「疣」はともに、こぶ・いぼのこと。「付」は「附」、「懸」は「県」、「疣」は「肬」とも書く。