いばんじゅうてき【夷蛮戎狄】
中国の周辺部の異民族の総称。四方のえびす。「東夷とうい、西戎せいじゅう、南蛮なんばん、北狄ほくてき」を略したもので、四方それぞれの方角の異民族の名称。▽漢民族が異民族を卑しんで用いた語。
しじんそうおう【四神相応】
天の四神(四方の方角をつかさどる神)に応じた地上で最もよい地勢のこと。左(東)に流水のあるのを青竜せいりゅう、右(西)に大道のあるのを白虎びゃっこ、前(南)にくぼ地のあるのを朱雀しゅじゃく、後ろ(北)に丘陵のあるのを玄武げんぶとする。平安京はそれにかなう地とされる。▽「相応」はつりあう、ふさわしい意。
とうざいなんぼく【東西南北】
四方。またすべての方角。
はいめんこうげき【背面攻撃】
敵をうしろ側から攻めること。敵が予期していない方角から不意に攻めること。