しお‐た・れる〔しほ‐〕【潮垂れる／塩垂れる】

の解説

［動ラ下一］［文］しほた・る［ラ下二］

1. １ みすぼらしいようすになる。元気がないように見える。

   1. 「しょぼしょぼと—・れた姿で帰って来る」〈花袋・田舎教師〉

1. ２ 衣服などが潮水にぬれて、しずくが垂れる。また、雨・露・霜などにぬれる。

   1. 「露霜に—・れて、所定めず惑ひありき」〈徒然・三〉

1. ３ 涙を流す。泣きぬれる。

   1. 「御覧ずるたびごとに、九条殿—・れさせ給はぬ折なし」〈大鏡・公季〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。