震う（ふるう）とは？意味・読み方・使い方

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ふる・う〔ふるふ〕【震う】
の解説

［動ワ五（ハ四）］《「振るう」と同語源》

１寒さや恐怖でからだが小きざみに動く。ふるえる。
1. 「—・う声で詰問しはじめた」〈鴎外・魚玄機〉

２揺れ動く。震動する。
1. 「地の—・ひ家のやぶるる音、雷に異ならず」〈正保整版本方丈記〉

［動ハ下二］「ふるえる」の文語形。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

震うの例文(11)

出典：青空文庫

･･･髪も揺めき蒲団も震うばかりであるから、仔細は知らず、七兵衛はさこ･･･泉鏡花「葛飾砂子」
･･･て、身体のぶるぶると震う一樹の袖を取った、私の手を、その帷子が、･･･泉鏡花「木の子説法」
･･･おののき震うと同じ状なり。紳士、あとに続いて入る。三羽の烏　おい･･･泉鏡花「紅玉」

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