• 意味
  • 例文
  • 慣用句
  • 画像
[接助]《形式名詞「もの」+格助詞「から」から》活用語の連体形に付く。
  1. 逆接の確定条件を表す。…けれども。…のに。…ものの。

    1. 「月は有明にて光をさまれる—、影さやかに見えて、なかなかをかしきあけぼのなり」〈・帚木〉

  1. 理由原因を表す。…ものだから。…ので。

    1. 「莵道 (うぢ) の王 (きみ) …みづから宝算 (よはひ) を断たせ給ふ—、やんごとなくて兄の皇子御位につかせ給ふ」〈読・雨月・白峯〉

[補説]2は「から」からの類推により中世末に生じ近世擬古文に多く用いられる用法
goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。