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1 《「よい」の丁寧な言い方》
㋐能力や質がすぐれているさま。程度が高い。「仕上がりはこちらが—・い」「御子息は頭が—・い」
㋑健全だ。健康だ。「気分はあまり—・くない」
㋒地位や身分が高い。また、裕福だ。「育ちが—・くていらっしゃる」
㋓有利だ。価値が高い。「この方式のほうが利率が—・い」
㋔向いている。ふさわしい。効き目がある。「客商売に—・い立地」
㋕好ましい。望ましい。「看板は目立つほうが—・い」「おとなしいお子さんで—・いですね」
㋖正しい。正当だ。善だ。「心掛けが—・い」
㋗人にやさしい。人との仲が円満だ。「お二人は本当に仲が—・いのね」
㋘吉にかなって、めでたい。「本日はお日柄も—・いようで」
2 《「よい」の丁寧な、また尊大ぶった言い方》許容範囲内であるさま。
㋐許可できる。「お引き取りいただいても—・いですよ」「—・い。引き受けましょう」
㋑さしつかえない。支障ない。「いつでも—・いから、一度相談に来なさい」
㋒どうでもよい。不要だ。無用だ。「私のことは—・いから、どうぞそのまま続けてください」「建て前などは—・い。本音を言いたまえ」
3 一応の基準に達していて、とりあえず満足しておくべき意を表す。
㋐悪くはない。まずまずだ。まあまあだ。
「京に上りて宮仕へをせよ。—・しきやうにもならば、我をも訪へ」〈大和・一四八〉
㋑ひとまず安心できる状態である。ましだ。
「病にしづみて久しく籠もりゐて侍りけるが、たまたま—・しくなりて」〈新古今・哀傷・詞書〉
㋒どうというほどでもない。普通だ。通常だ。平凡だ。→良い →宜 (よろ) しく
「春ごとに咲くとて、桜を—・しう思ふ人やはある」〈枕・三九〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・極刑をお撰びなさるが宜しい。 途中、田畝道で自殺をしますまでも、私・・・ 泉鏡花「革鞄の怪」
・・・ほとんど水源と申して宜しい、白雪のとけて湧く処、と居士が言います・・・ 泉鏡花「半島一奇抄」
・・・開けたままで宜しい。あとで寺男が直しますでの。石段が欠けて草蓬々じ・・・ 泉鏡花「夫人利生記」
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