笑む／咲む（えむ）とは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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え・む〔ゑむ〕【笑む／^▽咲む】
の解説

［動マ五（四）］

１にこにこする。笑い顔になる。
1. 「細く長き眼は常に—・めるが如く」〈柳浪・黒蜥蜴〉

２花が咲きはじめる。つぼみがほころびる。

３果実が熟して裂け開く。
1. 「綿の綺麗に—・んでるのを見て」〈左千夫・野菊の墓〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

笑むの例文(4)

出典：青空文庫

･･･見すかしたる様にうち笑む死の影は長き衣を引きて足音はなし只あやし･･･宮本百合子「片すみにかがむ死の影」
･･･蝋はみやびやかに打ち笑む。　古金襴の袋刀は黒髪の枕上に小さく美く･･･宮本百合子「悲しめる心」
･･･ましく輝きながら打ち笑む様を見た時に、――――　やがて見て居るう･･･宮本百合子「繊細な美の観賞と云う事について」

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