糸巻（き）（いとまき）とは？意味・読み方・使い方

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いと‐まき【糸巻（き）】
の解説

１糸を巻いておくこと。また、そのための道具。

２釣り糸を巻き収める道具。

３三味線などの弦楽器の棹 (さお) の上部にある、糸を巻きつけるねじ。転手 (てんじゅ) 。

４江戸時代、女性の髪の結い方の一。髪を櫛 (くし) などに巻いてとめる。多く舞子・遊芸の師匠などが結った。

５紋所の名。1をかたどったもの。

６「糸巻の太刀」の略。

７糸枠 (いとわく) の形をとった茶道具の総称。糸巻き棚・糸巻き煙草盆・糸巻きふた置きなど。

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

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糸巻の例文(3)

出典：青空文庫

･･･一人、寒そうな懐手、糸巻を懐中に差込んだまま、この唄にはむずむず･･･泉鏡花「茸の舞姫」
･･･――糸塚さん、糸巻塚ともいうんですって。　この谷を一つ隔てた、向･･･泉鏡花「縷紅新草」
･･･冬吉は離れられぬ縁の糸巻き来るは呼ぶはの逢瀬繁く姉じゃ弟じゃ･･･斎藤緑雨「かくれんぼ」

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