
出典:青空文庫
・・・きちりと紫の結目で、西行法師――いや、大宅光国という背負方をして・・・ 泉鏡花「開扉一妖帖」
・・・風呂敷包を中結えして西行背負に背負っていたが、道中へ、弱々と出て・・・ 泉鏡花「みさごの鮨」
・・・茶を持ってきた岡村に西行汽車の柏崎発は何時かと云えば、十一時二十・・・ 伊藤左千夫「浜菊」
出典:gooニュース
日本三大俳諧道場鴫立庵 西行祭で遺徳偲ぶ 大磯に文化根付かせ〈平塚市・大磯町・二宮町・中井町〉
大磯の鴫立沢の地名の由来にもなった平安末期の歌人・西行法師の遺徳を偲び、俳諧振興を目的とした第68回大磯西行祭が3月30日(日)、鴫立庵(大磯1289)で開催される。投句された俳句の入選作披講などを行うもので、日本の俳諧文化を今に伝えている。「心なき身にも哀(あわれ)はしられけり鴫立沢の秋の夕暮」という句は、西行が平安時代に大磯あたりの海岸を吟遊して詠んだと伝えられている。
第33回 西行まつり
平安時代末期に渋川海岸に立ち寄り歌を詠んだとされる歌人・西行法師にちなんだイベントを開催する。西行クイズラリー(ゴール特典で西行うどん配布)、絵巻作家正子公也氏作画「西行法師画」展示、渋川砂浜こたつ、現代風流鏑馬などがある。楽しく回りながら、歴史を知ることができる機会だ。
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