ヤンセン【Cornelis Jansen】
[1585〜1638]オランダのカトリック神学者。死後出版された著書「アウグスティヌス」はローマ教皇により異端とされ、その信奉者は迫害されたが、多くの支持者を得て、ジャンセニスムを生んだ。ヤンセ...
ヤン‐ヨーステン【Jan Joosten van Lodenstijn】
[?〜1623]オランダの船員・貿易家。リーフデ号に乗り組み、慶長5年(1600)豊後(ぶんご)に漂着。同乗のアダムズ(三浦按針)とともに徳川家康に仕え、外交・貿易に活躍した。居宅のあった八重洲...
ラウシェンバーグ【Robert Rauschenberg】
[1925〜2008]米国の美術家。ネオダダの代表者の一人。抽象表現主義風の絵画とオブジェを合体させたコンバインペインティングで、大きな注目を浴びた。また、写真をもとにしたシルクスクリーンの作品...
ルカーチ【Lukács György】
[1885〜1971]ハンガリーの哲学者・文学史家。ドイツで哲学・美学を学んだのち帰国。1918〜1919年のハンガリー革命に参加し、革命失敗後、亡命。第二次大戦後再帰国。マルクス主義の立場から...
レオンハルト【Gustav Leonhardt】
[1928〜2012]オランダのチェンバロ奏者・指揮者。1950年に、チェンバロでバッハの「フーガの技法」を演奏してデビュー。パイプオルガンなどの演奏でも知られ、古楽演奏の第一人者として活躍した...
レンブラント【Rembrandt Harmensz. van Rijn】
[1606〜1669]オランダの画家。独特の明暗法によって人間の内面性・精神性を表現した。エッチング・素描にもすぐれた。作「トゥルプ博士の解剖学講義」「自画像」「夜警」など。
レーウェンフック【Antony van Leeuwenhoek】
[1632〜1723]オランダの博物学者。単レンズの光学顕微鏡を自作、筋内の横紋や昆虫の複眼などを観察し、赤血球・細菌・原生動物や動物の精子などを発見した。
ロイスダール【Jacob van Ruisdael】
[1628ころ〜1682]オランダの画家。17世紀オランダ風景画の代表者。重厚な描写のうちに不安と憂愁に満ちた詩情を示し、のちのロマン主義絵画に影響を与えた。
ローレンツ【Hendrik Antoon Lorentz】
[1853〜1928]オランダの理論物理学者。マクスウェルの電磁理論を支持し、ローレンツ力を導入、ゼーマン効果の理論を立てて物質内の電子の存在を確認し、ローレンツ収縮を提唱。1902年に同じオラ...
ワイス【Peter Weiss】
[1916〜1982]スウェーデン国籍のユダヤ系ドイツ語小説家・劇作家。ドイツに生まれ、ナチス時代に亡命。「マラー/サド劇」で成功をおさめた。小説に「御者のからだの影」「両親との別れ」。