出典:gooニュース
ウルフ 涙のV逸「悔しい」 現役最後の個人戦は3回戦敗退 「最後まで戦いたかった」
個人戦は現役最後として臨んだウルフは、初戦を鮮やかな一本勝ちで突破したものの、3回戦で前回覇者の中野寛太(旭化成)に敗れ、2019年大会以来6年ぶり2度目の優勝を逃した。小内刈りで有効を奪われた後に反撃に出たが、疲労もあって攻めきれなかった。試合後はいつもの明るさはなく意気消沈。「もっと上を目指してやっていたので悔しい。最後まで戦いたかった」と涙をにじませた。
【柔道】パリ代表4人全員敗退、ウルフと橋本の16強が最高「死を覚悟」永山は最大100キロ差
この世界唯一の大会に向けて(同所属の)一二三や竜樹と対策を互いに話し合ったり、教え合ったりしてきました」◆120キロまで増量したウルフ 100キロ級の21年東京五輪金メダリストは「最後の個人戦」を16強で終えた。1回戦は阿部拓馬(25=山形県警)に大外刈りで一本勝ち。
ウルフが涙「悔しいですね」個人最終戦は3回戦敗退で有終V飾れず「最後まで戦いたかった」前年王者の中野に敗れる 人気者の最後の全日本、観客からは惜別の拍手
ただ最後は、畳から降りたウルフに会場から惜別の拍手が降り注いだ。「こんなに大勢の人に見られながら試合をすることは全日本選手権だけだと思う。最後にここで試合ができたことは、僕にとっての大きな財産にしていかなきゃいけない」。 現役最終戦は、6月の全日本実業団対抗大会(北海道)。
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