キュビエ【Georges Léopold Cuvier】
[1769〜1832]フランスの動物学者。化石動物を研究して、比較解剖学を打ち立てるとともに古生物学の基礎を確立。進化論に反対し、天変地異説を提唱した。
ケインズ【John Maynard Keynes】
[1883〜1946]英国の経済学者。有効需要論・乗数理論・流動性選好説を柱とする主著「雇傭・利子および貨幣の一般理論」により、失業と不況の原因を明らかにして完全雇用達成の理論を提示し、のちにケ...
こう‐じゅんけん【黄遵憲】
[1848〜1905]中国、清(しん)末の詩人・外交官。広東省嘉応州の人。字(あざな)は公度。初代駐日公使の書記として来日しており、日本の政治家・文人と交わり、日本研究を行った。また、詩文に優れ...
ゴア【Albert Arnold Gore, Jr】
[1948〜 ]米国の政治家。クリントン政権で2期に渡り副大統領を務める。2000年の大統領選挙には民主党から立候補したが、共和党のブッシュに敗れた。情報スーパーハイウエー構想を提案し、イン...
さわ‐のぶよし【沢宣嘉】
[1836〜1873]江戸末期の公家。三条実美(さんじょうさねとみ)とともに攘夷派として活躍。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として長州に逃れた。維新後は九州鎮撫総督などを歴...
さんじょうにし‐すえとも【三条西季知】
[1811〜1880]幕末・明治前期の公家・歌人。尊王攘夷派として活躍。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として西走。維新後、明治天皇の侍従。
せい‐たいこう【西太后】
[1835〜1908]中国、清の咸豊(かんぽう)帝(文宗)の妃で、同治帝(穆宗)の生母。諡号(しごう)、孝欽(こうきん)。慈禧(じき)皇太后とよばれた。同治帝・光緒帝(徳宗)の摂政となって政治を...
せんとう‐てい【宣統帝】
[1906〜1967]中国、清朝最後(第12代)の皇帝。在位1908〜1912。名は溥儀(ふぎ)。辛亥(しんがい)革命で退位。満州事変後の1934年、日本に擁立されて満州国皇帝となり、康徳帝と称...
たかなが‐しんのう【尊良親王】
[1311〜1337]後醍醐天皇の第2皇子。名は「たかよし」とも。元弘の変で土佐に流された。足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反には新田義貞とともに戦い、越前金ヶ崎城を守ったが、落城し、自害した。
たけぞえ‐しんいちろう【竹添進一郎】
[1841〜1917]外交官・漢学者。肥後天草の生まれ。号、井井(せいせい)。明治15年(1882)朝鮮弁理公使。甲申(こうしん)の政変に関与。のち、東大教授。著「左氏会箋(かいせん)」など。