いどがわ‐いこ【井戸川射子】
[1987〜 ]詩人・小説家。兵庫の生まれ。平成31年(2019)詩集「する、されるユートピア」で中原中也賞、令和3年(2021)「ここはとても速い川」で野間文芸新人賞受賞。「この世の喜びよ」で...
いまむら‐しょうご【今村翔吾】
[1984〜 ]小説家。京都の生まれ。江戸時代の火消しを主人公にした「火喰鳥(ひくいどり) 羽州(うしゅう)ぼろ鳶組(とびぐみ)」で歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。歴史に材をと...
うえざ‐まり【宇江佐真理】
[1949〜2015]小説家。北海道の生まれ。本名、伊藤香。平成7年(1995)「幻の声」でオール読物新人賞を受賞しデビュー。同作が連作化された「髪結い伊三次捕物余話」シリーズで知られる。6度直...
うえだ‐たかひろ【上田岳弘】
[1979〜 ]小説家。兵庫の生まれ。平成25年(2013)「太陽」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「私の恋人」で三島賞を、「ニムロッド」で第160回芥川賞を受賞した。
うえはし‐なほこ【上橋菜穂子】
[1962〜 ]児童文学作家・小説家。東京の生まれ。平成元年(1989)「精霊の木」で作家デビュー。異世界を舞台にした冒険ファンタジー小説「精霊の守(も)り人」で野間児童文芸賞新人賞を受賞。同作...
えんじょう‐とう【円城塔】
[1972〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名は非公開。ポストドクター、ウェブ制作会社勤務を経て作家活動に入る。平成19年(2007)「オブ‐ザ‐ベースボール」で文学界新人賞を受賞。「道化師の蝶」...
えんどう‐しゅうさく【遠藤周作】
[1923〜1996]小説家。東京の生まれ。「第三の新人」の一人。「白い人」で芥川賞受賞。日本人の罪の観念やキリスト教を主題とした「海と毒薬」「沈黙」などの作品があるほか、軽妙なエッセー「狐狸庵...
おおいし‐まこと【大石真】
[1925〜1990]児童文学作家。埼玉の生まれ。出版社勤務のかたわら童話を執筆。「風信器」で児童文学者協会新人賞、「見えなくなったクロ」で小学館文学賞を受賞。他に「チョコレート戦争」「教室二〇...
おおしま‐ますみ【大島真寿美】
[1962〜 ]小説家。愛知の生まれ。劇団を主宰の後、小説家に転身。平成4年(1992)「春の手品師」で文学界新人賞を受賞し作家デビュー。近松半二の生涯を描いた小説「渦 妹背山婦女庭訓(いもせや...
おやまだ‐ひろこ【小山田浩子】
[1983〜 ]小説家。広島の生まれ。平成22年(2010)「工場」で新潮新人賞を受賞し作家デビュー。「穴」で芥川賞受賞。