つだ‐せいふう【津田青楓】
[1880〜1978]画家。京都の生まれ。本名、亀治郎。初め日本画、のち洋画を学ぶ。二科会の創立に参画。左翼運動に参加したのち、同会脱会とともに日本画に復帰して南画風の作品を描いた。随筆・詩・書...
てい‐こうしょ【鄭孝胥】
[1860〜1938]中国、清末・満州国の政治家。福建省閩侯(びんこう)県の人。字(あざな)は蘇戡(そかん)。清末の立憲運動、鉄道国有化政策に参画。1924年以後、宣統帝の教育に当たり、32年、...
てい‐りんし【鄭麟趾】
[1396〜1478]朝鮮、李朝の政治家・学者。慶尚道河東の人。字(あざな)は伯睢。号、学易斎。諡(おくりな)は文成公。訓民正音(ハングル)の制定に参画。
とみた‐てつのすけ【富田鉄之助】
[1835〜1916]官僚・実業家。陸奥(むつ)の人。勝海舟に師事。幕末に渡米し経済学を学ぶ。外交官として活躍した後、大蔵省に転じ日本銀行の設立に参画、初代副総裁となる。のち、総裁に就任するが松...
はら‐たかし【原敬】
[1856〜1921]政治家。岩手の生まれ。外務省退官後、大阪毎日新聞社社長に就任。立憲政友会創立に参画し、逓相・内相を歴任後、総裁に就任。大正7年(1918)平民宰相として初の政党内閣を組織し...
びとう‐にしゅう【尾藤二洲】
[1747〜1814]江戸後期の儒学者。伊予の人。名は孝肇(たかもと)。字(あざな)は志尹。古文辞学・朱子学を学び、寛政異学の禁に参画。昌平坂学問所教官。寛政の三助の一人。著「素餐録」「正学指掌...
ふじわら‐の‐ときひら【藤原時平】
[871〜909]平安前期の公卿。基経の子。菅原道真を大宰権帥(だざいのごんのそち)に左遷して藤原氏の地位を確保。最初の荘園整理令を発し、班田収授の法を施行して、律令制の維持に努力。「三代実録」...
ふじわら‐の‐よしふさ【藤原良房】
[804〜872]平安前期の公卿。冬嗣の二男。通称、白河殿・染殿。嵯峨天皇の皇女潔姫を迎え、娘明子(あきらけいこ)を文徳天皇の妃とし、人臣で初の太政大臣。また、応天門の変後、摂政となった。「続日...
ぼんしゅん【梵舜】
[1553〜1632]江戸初期の神道家・僧侶。号、神竜院。吉田兼右の子。豊臣秀吉を祀る豊国神社創立に参画。のち、徳川家康を駿河久能山に祀る。神道の普及に貢献し、「梵舜日記」を残した。
みき‐ぶきち【三木武吉】
[1884〜1956]政治家。香川の生まれ。衆議院議員を長く勤め、第二次大戦後は日本自由党の結成に参画。日本民主党を結成し、鳩山内閣の実現に尽力。のち、自由民主党の結成を推進。