みずのお‐の‐みかど【水尾帝】
清和天皇の異称。
みなもと‐の‐ありひと【源有仁】
[1103〜1147]平安後期の公卿・歌人。後三条天皇の孫。源氏の姓を賜り、臣籍に降下、花園左大臣と称される。詩歌・書に通じた。日記「園槐記」、有職故実書「春玉秘抄」。
みなもと‐の‐しげゆき【源重之】
[?〜1000ころ]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。清和天皇の皇子貞元親王の孫。相模権守(さがみのごんのかみ)。旅の歌を得意とし、また冷泉天皇の東宮時代に奉った百首は、現存する最古の百首歌とし...
みなもと‐の‐たかあきら【源高明】
[914〜983]平安中期の公卿。醍醐天皇の皇子。通称、西宮左大臣。源の姓を賜り、臣籍に降下。安和(あんな)の変で大宰権帥(だざいのごんのそち)に左遷。学を好み、有職故実に詳しかった。著「西宮記」。
みなもと‐の‐たかくに【源隆国】
[1004〜1077]平安中期の公卿・文学者。高明の孫。通称、宇治大納言。皇后宮大夫・権大納言となり、後一条天皇から白河天皇まで5代に仕えた。説話集「宇治大納言物語」を編著したという。
みなもと‐の‐つねもと【源経基】
[?〜961]平安中期の武将。清和天皇の皇子貞純親王の長子。六孫王と称された。藤原純友の乱鎮定に際し、小野好古に従って活躍。源の姓を賜って臣籍に降下、清和源氏の祖となった。
みなもと‐の‐とおる【源融】
[822〜895]平安前期の公卿。嵯峨天皇の皇子。源の姓を賜り、臣籍に降下。六条河原に邸宅を営み、河原左大臣とよばれた。宇治に営んだ別荘はのちに平等院となる。
みなもと‐の‐ひろまさ【源博雅】
[918?〜980]平安中期の雅楽家。醍醐天皇の皇子克明親王の子。博雅三位(はくがのさんみ)と称される。雅楽に精通し、琴・琵琶・箏(そう)・笛などの名手。伝説的な逸話が多い。
みなもと‐の‐まこと【源信】
[810〜869]平安前期の公卿。嵯峨天皇の皇子。通称、北辺(きたのべ)左大臣。源の姓を賜り、臣籍に降下。応天門の変で嫌疑を受けたが難を免れた。
みなもと‐の‐もろふさ【源師房】
[1008?〜1077]平安中期の公卿。村上天皇の皇子具平(ともひら)親王の子。源の姓を賜り、臣籍に降下。村上源氏の祖。土御門(つちみかど)右大臣と称された。のち太政大臣となったが、即日死去。詩...