ふなはし‐せいいち【舟橋聖一】
[1904〜1976]小説家・劇作家。東京の生まれ。戯曲から出発し、のち行動主義をうたった小説「ダイヴィング」で注目された。第二次大戦後は独自の伝統的、官能的な美の世界を展開。小説「木石」「雪夫...
ベクレル【Antoine Henri Becquerel】
[1852〜1908]フランスの物理学者。ウランの自然放射能を発見し、キュリー夫妻のラジウム発見の手がかりをつくった。1903年ノーベル物理学賞受賞。
べつき‐しょうざえもん【戸次庄左衛門】
[?〜1652]江戸初期の軍学者。姓は別木とも書く。浪人仲間とともに、増上寺での徳川秀忠夫人の法要を機会に挙兵をはかったが、事前に発覚。浅草で磔(はりつけ)に処された。
ほあし‐ばんり【帆足万里】
[1778〜1852]江戸後期の儒学者・理学者。豊後(ぶんご)の人。字(あざな)は鵬卿。通称、里吉。西欧近世科学を移入し、三浦梅園の説を発展させた。また、豊後日出(ひじ)藩家老として藩政を改革。...
ポンパドール【Madame de Pompadour, Jeanne Antoinette Poisson】
[1721〜1764]フランス国王ルイ15世の愛人。社交界では才知と美貌(びぼう)をもって知られ、宮廷入りしてからは政治上でも重要な地位を占めた。また芸術や文学などを厚く保護し、ボルテール・デ...
まさおか‐しき【正岡子規】
[1867〜1902]俳人・歌人。愛媛の生まれ。本名、常規(つねのり)。別号、獺祭書屋(だっさいしょおく)主人・竹の里人。俳句革新に着手し、俳誌「ホトトギス」により活動。また、「歌よみに与ふる書...
まさむね‐はくちょう【正宗白鳥】
[1879〜1962]小説家・劇作家・評論家。岡山の生まれ。本名、忠夫。自然主義作家として、虚無的人生観を客観的に描いた。文化勲章受章。小説「何処へ」「泥人形」、戯曲「安土の春」、評論「作家論」など。
ますみ‐かとう【十寸見河東】
河東節の太夫・家元名。初世[1684〜1725]は江戸の人で、通称天満屋藤十郎。江戸半太夫に浄瑠璃を学び、のち河東節を創始。
まや【摩耶】
《(梵)Māyā》釈迦牟尼(しゃかむに)の生母。カピラ城主浄飯(じょうぼん)王の妃。出産のため実家に帰る途中藍毘尼園(らんびにおん)で釈迦を生み、7日後に没したという。死後、忉利天(とうりてん)...
マリア【Maria】
イエスの母。新約聖書によれば、夫ヨセフと婚約中、天使ガブリエルの告知を受け、聖霊により処女懐胎し、イエスを産んだ。カトリック教会および東方正教会において聖母として崇拝される。聖母マリア。サンタ=...