たからい‐ばきん【宝井馬琴】
講談師。 (5世)[1903〜1985]愛知の生まれ。本名、大岩喜三郎。講談協会会長を務め、「寛永三馬術」「加賀騒動」などを得意とした。
(6世)[1935〜2015]静岡の生まれ。本名、山...
たき‐かくだい【滝鶴台】
[1709〜1773]江戸中期の医師。長門(ながと)の人。名は長愷。通称、弥八。儒学を山県周南・服部南郭に学び、医学を山脇東洋らに学んだ。また、仏教・和歌・国史にも通じた。
たきた‐ようじろう【滝田洋二郎】
[1955〜 ]映画監督。富山の生まれ。成人映画を手がけた後、「コミック雑誌なんかいらない!」で一般映画に進出。監督作品「おくりびと」がアカデミー賞の外国語映画賞やモントリオール世界映画祭の最優...
たけした‐のぼる【竹下登】
[1924〜2000]政治家。島根の生まれ。中学教師を経て昭和33年(1958)衆議院議員初当選。官房長官・大蔵大臣などを歴任後、同62年に田中(角栄)派を分裂させ経世会を結成。同年、中曽根首相...
たけだ‐いずも【竹田出雲】
浄瑠璃作者・興行師。 (初世)[?〜1747]別号、千前軒。竹本座の座元。経営に才腕を振るうとともに、浄瑠璃も書いた。代表作「蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)」など。
(2世)...
たけもと‐ぎだゆう【竹本義太夫】
(初世)[1651〜1714]浄瑠璃の太夫。義太夫節の始祖。大坂の人。本名、五郎兵衛。初め清水(きよみず)理兵衛に播磨(はりま)節を学んで清水理太夫と名のったが、貞享元年(1684)大坂に竹本...
たんかい【湛海】
[1629〜1716]江戸前期の真言宗の僧・仏師。伊勢の人。諸国を遍歴後、生駒山(いこまやま)に入山し、宝山寺を開いた。五大明王像・不動明王像など激しい忿怒(ふんぬ)像を刻んだ。
ダライ‐ラマ【Dalai Lama】
チベット仏教ゲルク派(黄帽派)の教主の尊称。この称号は歴代教主の法名がギャムツォ(大海の意。モンゴル語でダライ)で終わることに基づく。「ラマ」はチベット語で師の意。転生者が代々その地位を相続し、...
ちょうせい【長勢】
[1010〜1091]平安中期の仏師。定朝(じょうちょう)の弟子で円派の祖。法勝寺の造仏の功で仏師として初めて法印に叙せられた。広隆寺の日光・月光菩薩、十二神将像が現存。
つちだ‐きょうそん【土田杏村】
[1891〜1934]思想家・評論家。新潟の生まれ。本名、茂(つとむ)。麦僊(ばくせん)の弟。西田幾多郎に師事。雑誌「文化」を発刊し、文明評論を展開。著「国文学の哲学的研究」「マルキシズム批判」など。