シャルル【Jacques Alexandre César Charles】
[1746〜1823]フランスの物理学者。水素気球を考案し、自らこれを操縦。1787年に気体についての「シャルルの法則」を発見。
しゅうほう‐みょうちょう【宗峰妙超】
[1283〜1338]鎌倉後期の臨済宗の僧。播磨(はりま)の人。南浦紹明(なんぽしょうみょう)に学び、大徳寺を創建。花園上皇・後醍醐天皇に信任された。著「語録」「仮名法語」「祥雲夜話」。興禅大灯...
しゅく‐そんつう【叔孫通】
中国、前漢の儒者。号、稷嗣君。薛(せつ)(山東省)の人。高祖・恵帝に仕え、漢の諸儀法を制定。武帝のときの儒教国教化の基礎をつくった。生没年未詳。
シュタイン【Lorenz von Stein】
[1815〜1890]ドイツの法学者・社会学者。国家の社会政策による資本主義の発展を主張。渡欧した伊藤博文に憲法・行政法を講義したことで知られる。
シュペングラー【Oswald Spengler】
[1880〜1936]ドイツの哲学者。形態学的方法論を世界史に応用し、歴史上の諸文化の有機体的生成・没落を説いた。主著「西洋の没落」は、第一次大戦後の危機意識に符合し、大きな反響を呼んだ。
シュミット【Carl Schmitt】
[1888〜1985]ドイツの政治学者・公法学者。全体主義的国家論を提唱し、ナチスに理論的基礎を与えた。政治的なものの本質が友と敵との対立にあるとする、友敵理論でも知られる。著「政治的なものの概...
しゅめい‐もんいん【修明門院】
[1182〜1264]後鳥羽天皇の妃。順徳天皇の母。父は藤原範季。名は初め範子、親子、のち重子。承久(じょうきゅう)の乱後、尼となり、法名を法性覚といった。
シュルツ【Bruno Schulz】
[1892〜1942]ポーランドのユダヤ系作家。実験的な手法を用いて、幻想的な独自の世界を描いた。ゲシュタポにより射殺されたが、生前に発表した短編集「肉桂色の店」「クレプシドラ‐サナトリウム」が...
ジュール【James Prescott Joule】
[1818〜1889]英国の物理学者。「ジュールトムソン効果」「ジュールの法則」を発見。
じょうべん【浄弁/浄辨】
[?〜1356?]鎌倉末・南北朝時代の歌人。天台宗の僧。青蓮(しょうれん)院の執当法師。慶運(きょううん)の父。和歌を二条為世に学び、頓阿(とんあ)・慶運・兼好とともに和歌四天王と称された。