みなもと‐の‐ひろまさ【源博雅】
[918?〜980]平安中期の雅楽家。醍醐天皇の皇子克明親王の子。博雅三位(はくがのさんみ)と称される。雅楽に精通し、琴・琵琶・箏(そう)・笛などの名手。伝説的な逸話が多い。
みなもと‐の‐もろふさ【源師房】
[1008?〜1077]平安中期の公卿。村上天皇の皇子具平(ともひら)親王の子。源の姓を賜り、臣籍に降下。村上源氏の祖。土御門(つちみかど)右大臣と称された。のち太政大臣となったが、即日死去。詩...
みなもと‐の‐ゆきいえ【源行家】
[?〜1186]平安末期の武将。為義の一〇男。通称、新宮十郎。以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて、各地の武士に伝達。義仲とともに入京、のち、頼朝と不和になった義経に協力し、和泉で頼朝...
みなもと‐の‐よしなか【源義仲】
[1154〜1184]平安末期の武将。為義の孫。幼名、駒王丸。木曽山中で育ち、木曽冠者と称される。以仁王(もちひとおう)の平氏討伐の令旨を受けて、頼朝・行家に呼応して挙兵。平維盛を倶利伽羅峠で破...
みょうえん【明円】
[?〜1199]平安末期・鎌倉初期の円派の仏師。慶派の台頭した時期にあって、円派の伝統的な彫刻様式を伝えた。大覚寺の五大明王像などの作品がある。めいえん。
ミルトン【John Milton】
[1608〜1674]英国の詩人。ピューリタン革命に参加、言論の自由を主張し、共和政府に関与。王政復古後は、失明と孤独のうちに詩作に没頭した。叙事詩「失楽園」「復楽園」、劇詩「闘士サムソン」など。
むねなが‐しんのう【宗良親王】
[1311〜1385?]後醍醐天皇の皇子。名は「むねよし」とも。初め尊澄法親王と称し、天台座主となる。元弘の変に敗れて讃岐(さぬき)に配流。建武政権崩壊ののち還俗、南朝の中心として各地を転戦。「...
メアリー‐スチュアート【Mary Stuart】
[1542〜1587]スコットランドの女王。在位1542〜1567。ジェームズ5世の子。父王の死により生後1週間で即位。フランス皇太子のフランソワ2世と婚約してフランスで成長。夫の死後帰国し、以...
めいじ‐てんのう【明治天皇】
[1852〜1912]第122代天皇。在位1867〜1912。孝明天皇の第2皇子。名は睦仁(むつひと)。幼名、祐宮(さちのみや)。慶応3年(1867)践祚(せんそ)。徳川慶喜の大政奉還により王政...
メネス【Menes】
前3000年ごろの古代エジプトの伝説的な王。全エジプトを初めて統一して、第1王朝を創始したとされる。ナルメル。