アルヘンティーナ【La Argentina】
[1888〜1936]スペインの女流舞踊家。アルゼンチン生まれ。民族舞踊を芸術舞踊に高め、20世紀最大のスペイン舞踊家といわれる。
アーバス【Diane Arbus】
[1923〜1971]米国の写真家。商業写真家として多くのファッション誌で活躍した後、リゼット=モデルに師事し芸術的な作品を発表。1967年に、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の「ニュードキュ...
いいざわ‐ただす【飯沢匡】
[1909〜1994]劇作家。和歌山の生まれ。文化学院卒。本名、伊沢紀(ただす)。社会を風刺した喜劇で活躍。作品に「もう一人のヒト」など。「二号」で岸田演劇賞、「五人のモヨノ」で読売文学賞、「夜...
いいじま‐こういち【飯島耕一】
[1930〜2013]詩人・評論家。岡山の生まれ。昭和31年(1956)年、大岡信らとシュルレアリスム研究会を結成。のち、詩作のほか評論や小説など幅広く執筆活動を行った。詩集「ゴヤのファースト・...
いけざわ‐なつき【池沢夏樹】
[1945〜 ]小説家・詩人・翻訳家。北海道の生まれ。福永武彦の長男。「スティル・ライフ」で芥川賞受賞。「すばらしい新世界」で芸術選奨。詩や評論にも幅広く活躍する。他に小説「夏の朝の成層圏」「バ...
いしい‐つるぞう【石井鶴三】
[1887〜1973]彫刻家・洋画家・版画家。東京の生まれ。柏亭は兄。堅実な作風で知られ、新聞小説の挿絵も描く。日本版画協会会長。芸術院会員。
いしい‐はくてい【石井柏亭】
[1882〜1958]洋画家。東京の生まれ。本名、満吉。父石井鼎湖(ていこ)に日本画を、浅井忠に洋画を学ぶ。明治末期には同志数名と近代版画運動の先駆となった「方寸」を創刊。二科会・一水会を創立。...
いしい‐ももこ【石井桃子】
[1907〜2008]児童文学作家・翻訳家。埼玉の生まれ。戦後「岩波少年文庫」の編集に携わる。ミルン著「クマのプーさん」や、マーク=トウェーン著「トム=ソーヤーの冒険」など、多くの英米児童文学を...
いしもと‐しょう【石本正】
[1920〜2015]日本画家。島根の生まれ。本名、正(ただし)。京都市立芸術大学名誉教授。昭和22年(1947)日展に「三人の少女」が初入選。舞妓の裸身像の連作で知られる。創画会会員。芸術選奨受賞。
いそだ‐こういち【磯田光一】
[1931〜1987]文芸評論家。神奈川の生まれ。「三島由紀夫論」で評論家デビュー。日本の近代文学を中心に幅広い評論活動を展開し、「思想としての東京」で芸術選奨文部大臣賞受賞。「鹿鳴館の系譜」で...