出典:gooニュース
戦時獄死の詩人・尹東柱悼む 没後80年、日韓の40人朗読
戦時下、日本留学中に朝鮮独立運動に関わったとして治安維持法違反容疑で逮捕され、福岡刑務所で終戦の半年前に27歳で獄死した韓国の国民的詩人、尹東柱の没後80年を記念した追悼式典が24日、当時の刑務所に近い福岡市内の公園で行われた。福岡県内や韓国などから集まった約40人が黙とうをささげ、日本語と韓国語で尹の詩を朗読して故人をしのんだ。
没後80年の詩人・尹東柱 同志社大が名誉博士号授与
同氏は聯合ニュースの取材に「1995年に同志社大に詩碑が建立され、30年の間に日本で尹東柱の影響が大きくなっていることが認められた」と話した。今年は同大の今出川キャンパス(京都市上京区)に尹東柱の詩碑が建てられてから30年の節目の年となる。 詩碑の前では尹東柱の追悼式も開かれた。
没後80年の詩人・尹東柱 14日に延世大で追悼式=韓国
このほか演劇や特別展、フォーラムなどを通じて尹東柱の人生と文学、独立運動の歴史を振り返る行事も開かれる。 日本による植民地時代に中国・北間島で生まれた尹東柱は、延世大の前身である延禧専門学校に通っていたが、1942年に日本に渡り、立教大や同志社大で学んだ。
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