方法(ほうほう) の類語・言い換え
ブックマークへ登録仕方/方法/手段 の使い分け
- 1
- 「仕方」は、目的を達成するために行う行動の内容をさすのに対して、「手段」は、この行動に必要なものを具体的にさす。「方法」には、両方の意がある。
- 2
- 「通勤の□」という文でくらべると、「通勤の仕方」は、家を出てから会社に行くまでのすべての行動が含まれるが、「通勤の手段」では、「手段」には行動のための道具の意しかないため、電車とかバスとかの交通機関をさすことになる。
- 3
- 「方法」が、「仕方」と同じ意で用いられた場合には、「仕方」よりもきちんと理屈の通った方式という意が強く出る。
仕方/方法/手段 の関連語
- やり方
- 「仕方」の意のややくだけた言い方。「やり方がわからない」「正しいやり方」
- 仕様
- 多く打消の形で、よい手段、方法がない意を表わす。「他に仕様がない」「おわびの仕様もございません」
- 致し方
- 「仕方」の丁寧で、硬い言い方。「致し方ありません、そうしましょう」
- 手口・やり口
- 犯罪・悪事などよくないことに対して用いられることが多い。「あくどい手口」「極悪非道のやり口」
- 伝
- 以前に用いられたことのあるやり方。ややくだけた言い方。「その伝で頼む」
- メソッド
- 体系化されたやり方。「新しく確立されたメソッド」
- 方途
- 「方法」の意の文章語。「和解の方途をさぐる」
- 機軸
- 多く、「新機軸」の形で、方法、工夫の意を表わす。「新機軸を打ち出す」
- 定石
- きまったやり方。「経営の定石」
- てだて
- 「方法」とほぼ同じ意味で用いられる。「てだてがない」
- 方式
- ある一定の形式、または、やり方。「新しい方式を採用する」「トーナメント方式」
- 術
- 「手段」の意の文章語。「なす術がない」
- 方便
- 便宜的なやり方。「嘘(うそ)も方便」
- 術計
- 目的を達成するための方法や手立てをいろいろと考えること。また、そうして考えられた方法や手立て。文章語。「敵の術計に陥ってしまった」
仕方/方法/手段 の類語対比表
通勤の…を再考する | 話の… | 会社へ行く… | 連絡の…がない | |
---|---|---|---|---|
仕方 | ○ | ○ | - | - |
方法 | ○ | - | ○ | ○ |
手段 | ○ | - | ○ | ○ |
参照
カテゴリ
#事柄・性質#方法・手段
仕方/方法/手段 の類語 - 日本語ワードネット
仕方 の類語
-
何かを行う方法、特に体系的なもの; 秩序だって理論的な(通常、段階を進んでいく)方法を意味する の意
方法 の類語
-
何かを行う方法、特に体系的なもの; 秩序だって理論的な(通常、段階を進んでいく)方法を意味する の意
-
確率変数の最も頻度の高い値 の意
-
1オクターブ内の様々な全音階の音の様々な決まった順番の総称 の意
-
株式に分割された何かの部分 の意
手段 の類語
-
何かを行う方法、特に体系的なもの; 秩序だって理論的な(通常、段階を進んでいく)方法を意味する の意
日本語ワードネット1.1 (c) 2009-2011 NICT, 2012-2015 Francis
Bond
and
2016-2024 Francis Bond, Takayuki Kuribayashi
新着ワード