で の類語・言い換え
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動作・状態の主体を表わす。
が/で/に/から/の の使い方
が/で/に/から/の の使い分け
- 1
- 動作・状態の主体は、一般に「が」で表わすが、文によっては「で」「に」「から」「の」で表わす場合がある。
- 2
- 動作の主体が複数もしくは組織・団体である場合には、「で」で表わすことができる(「で」の例文(1)(2))。この「で」は、場所の「で」と通じるところがある。たとえば、「当社の方で」とか「こちらで」というときは、主体というより場所に近い。また、動作の主体が単数である場合でも自分、君自身などというときには、「で」を用いることができる(「で」の例文(3))。
- 3
- 状態の主体を「に」で表わす場合がある。この場合、「には」「にも」のように、あとに副助詞を伴うことが多い。「に」で主体を表わすのは、主に「分かる」「読める」「見える」「話せる」などの可能を表わす動詞である(「に」の例文(1))。その他、所有を表わす動詞「いる」「ある」(「に」の例文(2))や、要求を表わす動詞・形容詞・形容動詞「要る」「欲しい」「必要だ」、感情を表わす形容詞「うれしい」「悲しい」「なつかしい」(「に」の例文(3))なども、主体を「に(は)」で表わす。
- 4
- 動作の主体が経由点としての性格を有している場合には、主体を「から」で表わすことができる。「私から彼に話しておく」など。また、「から」には「君からまず行きなさい」のように順序を表わす副助詞的な用法もある。
- 5
- 連体修飾節の動作・状態の主体は、「の」で表わすことができる。「色の白い人」「車の走る道」など。
が/で/に/から/の の類語対比表
この行事は生徒会…計画した | そんな話では子供…分からない | 私…彼に伝える | 桜…咲く季節 | |
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が | ○ | ○ | ○ | ○ |
で | ○ | - | - | - |
に | - | ○ | - | - |
から | - | - | ○ | - |
の | - | - | - | ○ |