を の類語・言い換え
ブックマークへ登録を/が/に の共通する意味
動作・状態の対象を表わす。
を/が/に の使い分け
- 1
- 動作を表わす述語(いわゆる他動詞)は、対象を「を」で表わす。
- 2
- 対象でも、状態や要求などを表わす述語の対象は「が」で表わす。「英語が話せる」「勉強ができる」「鳥の声が聞こえる」「スポーツ万能の友人がうらやましい」「彼の死が悲しい」「家計が苦しい」「勉強が嫌いだ」「おばけがこわい」「あの人が憎い」「ピアノが上手だ」「運転が下手だ」「数学が得意だ」「英語が苦手だ」「金が欲しい」「努力が必要だ」
- 3
- 動詞に願望を表わす「…たい」がついたときも、「が」で対象を表わすことが多い。「水が飲みたい」「映画が見たい」。ただし、対象と動詞の間に他の言葉が入ると、「を」の方が自然で、「が」は用いにくくなる。「本を毎日たくさん読みたい」。また、「を」しか用いられない動詞もある。「今度、君の家を訪問したい」
- 4
- 対象に対する指向性が感じられる述語では、対象を「に」で表わす。「彼に頼る」「手にかみつく」「枝に飛びつく」「父に感謝する」「灯火に親しむ」「仕事に慣れる」「リーダーの意見に賛成する」「つまらないことに関わる」
を/が/に の類語対比表
山…見る | 山…見える | 本…読みたい | 海へ釣り…行く | |
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を | ○ | - | ○ | - |
が | - | ○ | ○ | - |
に | - | - | - | ○ |
参照
を⇒で/に/を・から/を が⇒が/で/に/から/の・の/が・が/は/も・が/けれども/のに/ても に⇒が/で/に/から/の・と/に/まで・から/に・で/に/を・に/へ/まで・で/から/に・に/から・に・に/で・と/に/や/とか/だの/やら/か/なり・ため(に)/のに/に
カテゴリ
#助詞・助動詞