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辞書
[動ラ下二]
1 内気でおっとりしている。
「女御の、あまりやはらかに—・れ給へるこそ」〈源・若菜下〉
2 おびえる。
「この勢ひに—・れて、山路にかかって逃ぐるを」〈浮・諸国心中女〉
1 (「佩びる」とも書く)身につける。腰に下げる。「太刀を—・びる」
2 引き受ける。負う。「重大な使命を—・びる」
3 ある性質・成分・傾向などを含み持つ。その気味がある。「丸みを—・びる」「磁気を—・びる」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・り豊富になり、熱情を帯びるに至った際に初めて借りるべき一手法である・・・ 小川未明「文章を作る人々の根本用意」
・・・ロマンチックな色彩を帯びるようになって来た。そして人々はあたかも急・・・ 寺田寅彦「アインシュタイン」
・・・人形のほうが現実性を帯びるとともに人形使いのほうがかえって非・・・ 寺田寅彦「生ける人形」
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