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[動ハ下二]《「さか(栄)ゆ」の音変化。鎌倉、室町時代以降用いられた》「さか(栄)える」に同じ。
  • 「—・ふべき四方 (よも) の草木のかぞいろはこの春雨や世におほふらん」〈夫木・三〉
[動ハ四]
  1. さからう。そむく。従わない。

    1. 「かの妻、もとより腹悪しくて、常に夫の気に—・へり」〈仮・伊曽保

  1. 敵対する。はむかう。

    1. 「今一度—・ふべしとて」〈著聞集・一〇〉

  1. さかさになる。さかまく。

    1. 「天下風あれて海内波—・へりき」〈海道記

  1. 気にさわる。悪く感じる。

    1. 「悪しき事は、人の耳にも—・ひ」〈徒然・一五五〉

[動ハ下二]に同じ。
    1. 「片言耳に—・ふれば」〈平家・四〉

[動ハ四]境を決める。限る。区切る。
  • 「後ろは山により、前は水を—・ふ事にてこそあるに」〈太平記・一九〉
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