そな・える〔そなへる〕【供える】

の解説

［動ア下一］［文］そな・ふ［ハ下二］《「備える」と同語源》神仏や高貴な人などに物をささげる。「霊前に花を—・える」

類語

• 捧げる(ささげる)
• 献ずる(けんずる)
• 奉る(たてまつる)
• 差し上げる(さしあげる)

関連語

• 貢ぐ(みつぐ)
• 奉ずる(ほうずる)
• 奉奠(ほうてん)

そな・える〔そなへる〕【備える／^▽具える】

の解説

［動ア下一］［文］そな・ふ［ハ下二］

1. １ ある事態が起こったときにうろたえないように、また、これから先に起こる事態に対応できるように準備しておく。心構えをしておく。「万一に—・える」「地震に—・える」「試験に—・えて夜遅くまで勉強する」

1. ２ 必要なときにいつでも使えるように、前もって整えておく。設備や装置を用意しておく。「各室に空調設備が—・えてある」「応接セットを—・える」

1. ３ 必要なものを、どこも足りないところがないように持っている。具備する。「資格を—・える」「あらゆる条件を—・えている」

1. ４ 生まれたときから自分のものとしてもっている。身につけている。「人徳を—・えている」

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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