氷の張った表面。多く「紐 (ひも) 」に掛けていう。

「あしひきの山井の水は氷れるをいかなる—の解くるなるらむ」〈・九〇〉

  1. 物をしばったり束ねたりするのに用いる細長いもの。ふつう、より太く、より細いものにいう。布・麻・化学繊維・紙・革などで作る。ひぼ。「羽織の—を結ぶ」「小包の—を解く」

  1. 物事背後から支配すること。引き替えの条件。「—のついた援助

  1. 女性を働かせて金をみつがせる情夫。「あの女には—がついている」

  1. ホタテガイアカガイなどの外套膜 (がいとうまく) 部分。生食のほか、乾物として料理や酒肴に利用される。貝ひも。

    1. 綱 (つな) 用法

ひぼ(悲母)」に同じ。

「我—の胎内を出て」〈熱田本平家・一〇〉

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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