[名]
  1. 物事事柄の大体。大部分。あらかた。「—は理解できた」「給料の—が食費に消える」

  1. 普通物事。世間一般。世間一般の人。「—のご希望に添いたい」

[副]
  1. だいたい。大部分。あらかた。「仕事は—かたづいた」

  1. 恐らく。たぶん。「—寝坊でもしたのだろう」

  1. (多く、話を切り出すときに用いて)大づかみに言えば。だいたい。およそ。そもそも。

    1. 「—、この京のはじめを聞ける事は」〈方丈記

  1. 否定の語を伴って)いっこう。全然

    1. 「人を遣りて見するに—逢へるものなし」〈徒然・五〇〉

[形動ナリ]普通であるさま。一般的なさま。ひととおり。
    1. 「世にある人の有様を、—なるやうにて聞き集め、耳とどめ給ふ」〈・末摘花〉

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