1. 左と右。また、かたわら。さゆう。「—の手」

    1. 「識 (さと) り難くして、—を顧みる」〈今昔・九・二七〉

  1. 左か右に落ち着くこと。決着。また、その成り行き。「吉 (きっ) —」

    1. 「軍 (いくさ) の—を待つとみるはひがごとか」〈平治・中〉

  1. 年齢などの数を表す語に付いて、その前後の数であることを示す語。

    1. 「三十—、細作りな美人」〈蘆花黒潮

  1. とやかく言うこと。非難すること。

    1. 「頼長と申すは…人柄も—に及ばぬうへ」〈古活字本保元・上〉

  1. 指図命令

    1. 「御所へ申し入れて、その御—に依るべしとて」〈盛衰記・三九〉

  1. あれこれの知らせ。便り。手紙

    1. 「御—遅しとぞ責めたりける」〈太平記・二一〉

出典:青空文庫

出典:gooニュース

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